NAVER公式代理店 スタッフブログ

ポータルサイトNAVERの主要コンテンツの解説や、検索広告のご紹介<br>
韓国のネット事情から気になる最新情報までを発信していきます!

タグ:ネイバー

NAVER検索広告に新たに「パワーコンテンツ」という新メニューがβ版でローンチされました。従来のNAVER検索広告「Click Choice」との違いは、大きく3点ございます。

1)NAVERブログだけが、リンク先URLとして設定可。
2)設定するキーワードは、NAVER側のリストから選択。
3)イメージの表示が可。 


# 「ブログだけが出稿可?」 
一般的なネットユーザーは、何かを購買したり、問い合わせたり、予約したりといった具体的なアクションを起こすまでに、複数の関連媒体(コンテンツ)に接触し、目的のサービス、商品の周辺情報を収集する傾向があるようです。普段、誰もが自然に行っている事前の比較検討がそれに当たると思いますが、今回の「パワーコンテンツ」は、まさにそうした消費者傾向を考慮したメニューと言えます。


[「パワーコンテンツ」をクリック] → [広告主運営のブログに着地] → [ユーザーに有益な周辺情報をブログ媒体で提供、自社ブランド訴求] → [ブログ内の導線からサービスサイトに誘導] → [コンバージョン]
こうしたユーザーの動きを狙った広告商品と言えます。


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 ブログ記事内のサービスサイトへの導線(位置等、規定ルールあり)にユーザーをスムーズに誘導できるか否かは、言わば、当該ブログのコンテンツの充実と信用性にかかっていると言えるかも知れません。

日本からの広告出稿の場合、韓国から見れば、海外のサービス、商品である訳で、いきなり「買って!」というのは、少々ぞんざいな印象があります。韓国内でのなかりの認知度と信頼を獲得しているケースは、別ですが。そういう意味で言うと、国、ひいては、諸々文化が違う中で、サービス、商品を的確に理解して貰い、尚且つ、ブランドを信頼して貰うために自社運営のブログメディアに先ず着地させるという手法は、理に適っていると思います。

■サービスの補足:
- クリック課金、入札制
- 表示位置は、「Click Choice」のパワーリンクとビズサイトの間
- ブログ内の自社ロゴ掲示位置、サービスサイトの導線位置などは、規定ルールあり
- 広告枠は、検索結果面に3枠
- 広告順位は、入札単価に加え、CTRも加味されます。

日本国内で、NAVERブログを既に運営されている企業様、団体様、自治体様は、一度、当サービスをご検討下さいませ。お問い合わせは、凌芸舎(イバラキ 03-6455-0187)まで。 

今回は、NAVERが現在の地位を築く契機となった知識コンテンツ「NAVER知識iN」(지식iN)について、概要を2回に分けてお伝えできたらと思います。

知識コンテンツと言うと、日本では、「Yahoo!知恵袋」や「OKWave」、あるいは、「人力はてな」や読売新聞が古くから運営している「発言小町」などが浮かぶかと思います。それぞれに特徴がある訳ですが、「NAVER知識iN」にもユニークな特徴が幾つかありますので、その辺りも見ていきたいと思います。

*知識コンテンツ(Q&Aサイト)とは、文字通り、ユーザーが投げかけた質問に対して、第3者が回答を返してくれる疑問解消型コンテンツのことで、「質問と回答」は、過去ログとして蓄積されることで、知識検索としても再利用されるタイプが一般的です。


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# 韓国でのQ&Aサイトの歴史

現在では、韓国で<知識コンテンツ>と言えば、誰もがこの「NAVER知識iN」(2002年オープン)を挙げる程、韓国のネットユーザーに浸透したコンテンツなのですが、実は、「NAVER知識iN」よりも以前に「DBdic」というQ&Aサイトが存在しました。(2000年オープン)

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「DBdic」は、韓国の日刊新聞ハンギョレの運営で、一時期、大きな人気を集めたと聞きますが、2002年頃、有料化に踏み切り、ユーザーを一気に失ったと聞きます。その後、empas(2006年にSKコミュニケーションズに買収され、その後、NATEに統合されます。)に買収され、empas内の知識コンテンツ「知識取引所」に統合されました。

そんな中、弱小系も含めて韓国の殆どのポータルサイトがこぞって知識コンテンツを次々とオープンしていく訳ですが、時既に遅し、NAVERは、他のコンテンツでも既に多くのユーザーを獲得していた部分もあり、この分野でも一気にシェアを固めていくことになります。


# 「NAVER知識iN」の概要


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■数字で見る「NAVER知識iN」

‐ サービス開始:2002年
‐ 1日あたりの質問数:7万5,000 ※累計1億3,300万
‐ 1日あたりの回答数:9万 ※累計1億8,100万
※項目数(質問数+回答数の累計)=3億1,400万
(2014.7基準)

ちなみにヤフー知恵袋(2004年開始)の項目数が3億6,000万(2013.6基準)です。サービス開始に2年の差はありますが、人口差(2倍以上)を考えると、いかに韓国で「NAVER知識iN」が利用されているかが分かります。

*「NAVER知識iN」のコンテンツは、他の韓国の検索エンジンではヒットしません。NAVERの統合検索、及び、「NAVER知識iN」内検索で知識検索が可能です。

■回答には、専門家も参加!

「NAVER知識iN」では、医療、法律、労務、獣医分野の質問に対して、その道の専門家である医師、歯科医師、漢方医、弁護士、弁理士、労務士、獣医が実名と顔写真とその所属を明らかにした上で回答してくれます。これにより回答の精度と信頼性を高めています。

NAVERでは、こうした取り組みのため、2007年12月以降、大韓医師協会やソウル地方弁護士会などと連携、協約を結んでいます。

↓ こんな感じでリストアップされています。現在、約3,000名の専門家が参加しており、その回答も約40万件に達しているそうです。勿論、専門家側もここに露出することで、自分の病院や事務所の宣伝にもなっている訳ですし、優秀な回答者には、NAVERでバナー掲示されたり、年間表彰などもあるようですので、NAVERと連携することでの各協会側もメリットもありますね。

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※エキスパートによる項目数(質問数+回答数の累計) 82万(2012年6月基準)

後編では、「NAVER知識iN」での優秀な回答者に与えられる名誉やポイントなどについても触れてみたいと思います。

いよいよ寒くなってきました。暦の上では、「霜降」(そうこう)。そんな季節です。
個人的には、霜降り(しもふり)の肉をすき焼きにして食べたい今日この頃ですが、、、
皆様、風邪など引かれていないでしょうか?

さてさて、当稿の後編では、韓国内での検索エンジンの市場シェア(2014年)や、韓国で苦戦を続けているGoogleの状況などをテーマにしたいと思います。


# 韓国の検索エンジン市場シェア状況(2014年)

PC use: 

1.NAVER  75.84%

2.Daum  15.6%

3.Google 3.48%

4.NATE 0.11%

etc  4.97%

*Nielsen KoreanClick 2014.6 Search PVデータから割合算出)

pc_search














PCでは、NAVERが70%以上と圧倒的な市場占有率となっており、2位のDaumとの差は、依然、大きな開きが見られます。Daumは、5月にカカオとの統合を発表しましたが、「検索」の部分でのシナジーは、今のところ見られません。Google KOREAは、3%台とPCでの低空飛行は、変わらず。


Mobile use:
1.NAVER  79.2%

2.Daum  12.9%

3.Google 7.9%

*Nielsen KoreanClick 2014.7

mobile_search














一方、モバイルにおいては、調査によって、数字のばらつきが見られますが、
android OSが90%以上を占める韓国のスマートフォン市場において、android端末にデフォルトで搭載されているGoogleの検索量が徐々に増えてきています。ですが、上記の数字の通り、(アプリ経由での検索も多い)NAVERのシェアにはまだまだ及ばない状況です。

注目の検索ポータルとしては、PCで1%前後のシェアを獲得している
zum.com(2011年オープン)が挙げられます。やはり、ここも”韓国スタイル”の検索結果仕様(統合検索)になっており、先発のポータルに酷似していますが、差別化として、独自開発のWebブラウザ「スウィング」をリリースし、利用者を増やすなどしています。

[補足] なお、長らく1%にも及ばない市場シェアに喘いでいたヤフーコリアは、子会社のオーバーチュアコリアの収益に依存していましたが、NAVERやDaumがオーバーチュアコリアへの広告枠の提供を終了したことも影響して、2012年末もって、韓国での事業から撤退致しました。


# Google KOREAの苦戦と模索

韓国は、世界でもGoogleが検索シェアを占有できていない象徴的な国の1つと言えます。こうした例は、他に中国(Baiduが7割)やロシア(Yandexが7割)が挙げられます。チェコ(Seznamが6割)などもそうでしょうか。日本の場合は、Yahoo!JAPANの検索エンジンは、Googleを採用しているので、実質、Googleが占有している国と言えるでしょう。

さて、前述の通り、Google KOREAは、韓国での検索シェアにおいて、モバイルでの善戦が見て取れるものの、グローバルにシェアを獲得しているGoogleとしては、苦戦と模索が続いています。

Googleの所謂、「
ユニバーサル検索」(2007年リリース)は、NAVERや他の韓国のポータルサイトが早くから採用している統合検索と同系の検索仕様ですが、2008年に、Google KOREAは、このユニバーサル検索を他言語のGoogleに先駆けて導入することになります。この時点で、かなり、”韓国スタイル”に寄ってきた訳ですが、それでも、韓国人にとって、「グーグルは、ベテランユーザーが使う難しい検索エンジン」という印象がまだ根強く、NAVERの牙城を崩せない状況が続いている訳です。

その後も幾度かのリニューアル(参考:グーグルコリアの検索、“韓国スタイル”に変わる2012年2月中央日報日本語版)を経て、韓国市場の攻略を試みてはいますが、長らくNAVERの統合検索で検索することに慣れたユーザーを引き込むのは、難しいようです。

その背景には、NAVERが「NAVERカフェ」や「NAVER知識iN」、あるいは、「NAVERブログ」といった韓国のネットユーザーには絶対欠かせない人気コンテンツを幾つも保有して、NAVERの外に出ずともユーザーの欲求が満たされ、完結してしまう情報のプラットフォームになっている部分が大きいように思います。メールも地図もニュースもすべてNAVERで完結するのです。

また、一方で賛否両論ありますが、カフェや知識コンテンツなどのハングル語で書かれたUCC(NAVERは、UCC*を大きな蓄積資産と捉えています。*User Created Contents)がGoogle含めた他の検索エンジンの検索にヒットしないこともユーザーがGoogle検索に向かわない1つの要因として考えられます。

次回は、数回に渡って、「NAVER知識iN」について、書いてみたいと思います。

はじめまして!!
凌芸舎(RYOGEISYA Inc.)のNaver Mediarep Teamと申します。

弊社は、韓国のNo.1ポータルサイト「NAVER(ネイバー)」の検索広告の日本で唯一の公式代理店業務を行っております。現在、韓国人ネイティブスタッフを中心に運用チームを編成して、多くの日本企業様や自治体様がNAVERに検索広告を出稿される際のトータルサポートをさせて頂いております。

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今後、当ブログでは、ポータルサイトNAVERの人気コンテンツの解説や、手前味噌で恐縮ですが、検索広告サービスのご紹介、はたまた、韓国のネット事情から気になる韓国IT最新情報まで幅広く情報を発信していきたいと思っています。

例えば、韓国市場への参入を検討されている企業のWebプロモーションのご担当者様や、海外媒体の検索広告出稿のサポートを検討されているネット広告代理店のご担当様も是非、チェックいただければ幸いです。それに耐え得る情報を提供できるよう頑張りますっ!

ということで、第1回目の投稿は、韓国のポータルサイトNAVERの概略「NAVERって、何?」をお伝えしたいと思います。

navertop

Yahoo!JAPANでよく検索をされる方なら「NAVERまとめ」を、ご存知かと思います。2013年4月よりYahoo!JAPANの検索結果内に「NAVERまとめ」の検索結果が表示されるようになったため(詳細)、自然と「NAVERまとめ」のコンテンツに誘導されているユーザーも多いかと思います。この「NAVERまとめ」を提供している会社が、コミュニケーションアプリ「LINE」を運営しているLINE株式会社であり、今回ご紹介するNAVERを提供している韓国の会社、NAVER Corp.の日本法人になります。この辺の関係性は、意外と知らない方が多いようですね。

韓国のポータルの歴史

ポータルサイトNAVERは、韓国で1999年6月に開始され、現在では"韓国スタイル"とまで呼ばれるようになった韓国のポータルサイトに特徴的な検索仕様「統合検索」(Unified Search)を翌2000年にスタートさせています。韓国の主要3ポータルは、すべて、この「統合検索」の仕様を採用しています。
※統合検索については、また別のエントリーで詳述いたします。

Daumの成功

当時、韓国では、日本と同様、ディレクトリ検索が主体のYahoo!(Yahoo! KOREA)が検索ポータル市場でNo.1でしたが、すぐにDaum Communications Corp.の提供する「Daum(ダウム)」にその地位を奪われることになります。

要因は、人気の無料ウェブメール「Hanmail」で多くのユーザーを獲得していたDaumが1999年5月に韓国で初のネットコミュニティとも言える「Daum Cafe(ダウム カフェ)」をオープンし、これが人気となりシェアを大きく伸ばしたことが挙げられます。この「Daum Cafe(ダウム カフェ)」の成功で2001年前後にDaumのポータル市場でのシェアはピークに達します。
(※韓国では、ネット上のオンラインコミュニティのことを(ネット)カフェと言います。)

しかし、そうした"Daum政権"も短命に終わることになります。"NAVER覇権"の始まりです。その契機となったのが、NAVERが2002年10月にオープンさせた「NAVER 知識iN(Knowledge iN)」でした。

NAVER 知識iN(Knowledge iN)

「NAVER 知識iN(Knowledge iN)」とは、Q&Aコンテンツです。Yahoo!JAPANの「知恵袋」(2004年開始)や「Baidu知道」(2005年開始)のような、ユーザー自らが質問を投じて第3者から回答を得るような、知識コンテンツの先駆けと言えます。

naverknowledgin

現在のNAVER 知識iN

この「NAVER 知識iN」は、韓国でNAVERの人気を不動のものとした大ヒットコンテンツとなります。現在までに1億3,300万の質問と1億8,100万の回答が蓄積されており、7万5,000の質問と9万の回答が日々寄せられているというから驚きです。この「NAVER 知識iN」については、第3回からご紹介します!

こうしてポータルの変遷を見てみると、当時の韓国のネットユーザーの特性が何となく見えてくるような気が致します。カフェや知識コンテンツと言った、ユーザー参加型の情報共有と蓄積を特徴としたコンテンツが新たに登場すると、一気に支持が集まって、それに伴って、当該CGMコンテンツを保有したポータル自体の利用率が一気に上昇する傾向が見えてきます。

「NAVER 知識iN」で爆発的にユーザーを獲得したNAVERは、2003年には、Daumに代わって、韓国のポータル市場でトップに躍り出て、2004年以降、2014年の現在に至るまで、韓国のポータル市場で圧倒的1位の座に付いています。現在では検索をはじめ、カフェ、ブログ、ニュース、知識コンテンツ、メール、どのコンテンツを取ってもシェア1位と言う、正に盤石な地位にあります(大袈裟に言えば、ポータル内完結)。NAVERは、「純国産ポータルが強い国、韓国」を象徴するようなメディアと言えますね。

※なお、当時のDaum Cafe(ダウム カフェ)が失速した他要因として、一時期会員数1,000万人規模まで成長したコミュニティサイト「Freechal」の出現も挙げられます。ですが、Freechalは、その後、突然の有料化と経営陣の失態で急速にユーザーを失う憂き目を見ています。

数字で見るNAVERの巻

韓国で圧倒的な影響力を誇るNAVERを数字で見てみたいと思います(韓国の人口は、5,044万人ほど)。

【会員数】 3,700万人
⇒単純計算で人口カバー率 73.3%!!

【PV】 269億PV@月
⇒日本のYahoo!JAPANは、594億6,800万PV@月(人口1億2,713.6万人)
人口が韓国の2.5倍なので、それを加味すると1国内の影響力という意味では、日本でのYahoo!JAPANのそれと同等かそれ以上の影響力と言えるかも知れませんね。

【検索クエリ】 45億7,000万@月
⇒これは、韓国内の総クエリの75.84%にあたります!!

※2014年6月基準 NAVER内部データより。

これらの数字を見ていただいただけでも、NAVERがいかに韓国内で支持を得ているかが分かると思います。

少々長くなってきましたので、続きは、後編に譲りたいと思います。後編では、「検索シェア」、「グーグルコリア」といったキーワードで、引き続き「NAVERって何?」を深堀りしてみたいと思います。

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