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ポータルサイトNAVERの主要コンテンツの解説や、検索広告のご紹介<br>
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タグ:カフェ

韓国のネットユーザーに欠かせないコンテンツの1つに「カフェ」(카페)があります。

カフェと言っても、リアル店舗のカフェ(韓国は、物凄く多いですが)でもなく、ネット環境を提供するインターネットカフェでもありません。謂わば、ネット上で参加者が共通のテーマについて、情報交換を行うインターネットコミュニティのことを韓国では、カフェと言います。

韓国で最初にカフェが利用され始めたのが、現在の2ndポータル「Daum」が「Daumカフェ」を開始した1999年ですから、日本でmixiのコミュニティなどが流行る(2007年前後)かなり前から韓国では、こうしたCGMコンテンツが多くのユーザーを集めていたことになりますね。

現在では、No.1ポータルのNAVERの「NAVERカフェ」(2002年開始)がカフェの分野でもシェア1位になっており、 日々多岐に渡ったテーマのカフェが開設されています。

naver cafe


そんなカフェの中で、「日本旅行」をテーマにしたカフェで韓国で最も参加者を集めている「ネイルドン」(네일동)をご紹介したいと思います。

# NAVERカフェ 「ネイルドン」(네일동) http://cafe.naver.com/jpnstory.cafe

このネイルドンは、2003年の12月にNAVERカフェで開設されて以降、参加者を徐々に増やし、現在では、なんと65万人!!(650,051人*3/4)がこのカフェに参加しています。累積の書き込み数も95万を超えています。


neirudon


先月(2015年1月)の訪日数は、観光庁の推計値によると、韓国からの訪日外客数が358,100人で、2位の中国(226,300人)に大きく水をあけて1位でした。そんな韓国人旅行客が日本に来る前の情報収集源として挙げる媒体として、WEB分野でNAVERの検索以外で必ず登場するのがこの「ネイルドン」なのです。

「ネイルドン」には、実際に日本を旅行した韓国人ユーザーの体験談などが日々、相当数アップされているので、ここでの情報を頼りに旅行先やお目当ての飲食店を決めているユーザーは、多いはずです。65万人が参加しているだけあって、数分置きに新しい投稿がされています。

ちなみに余談ですが、弊社Naverチームの韓国人ネイティヴが渋谷の、とある店の格安海鮮丼ランチの投稿を1月30日にしたところ、本日時点で1,356Click発生しておりました。


また、国土交通省九州運輸局が、訪日外国人旅行客の利便性向上を図る目的で平成24年10月から、福岡都市圏を対象エリア とした外国人向け1日乗車券(FUKUOKA TOURIST CITY PASS)を販売した際の利用者アンケートによると、このパスの存在を自国、すなわち、韓国で知った利用者が48%、そのうち、WEB上で知ったと回答した利用者が34%、更にそのうちの7割が「ネイルドン」だったそうです。


こうした魅力ある媒体だけに、日本の訪日インバウンドに関連した企業様から「ネイルドンに広告を掲載できますか?」というリクエストを頻繁に頂きます。弊社では、以前からネイルドンの管理人様との連携で日本の企業、団体様に対して、ネイルドンのTOP面(PC)のバナー枠を販売することが可能となっております。

ana

もし、このエントリーをご覧になって、ネイルドンへのバナー出稿を希望される場合は、以下までお問い合わせ下さいませ。

■株式会社凌芸舎(RYOGEISYA Inc.)
TEL 03-6455-0187(イバラキ)
 e-mail

いよいよ寒くなってきました。暦の上では、「霜降」(そうこう)。そんな季節です。
個人的には、霜降り(しもふり)の肉をすき焼きにして食べたい今日この頃ですが、、、
皆様、風邪など引かれていないでしょうか?

さてさて、当稿の後編では、韓国内での検索エンジンの市場シェア(2014年)や、韓国で苦戦を続けているGoogleの状況などをテーマにしたいと思います。


# 韓国の検索エンジン市場シェア状況(2014年)

PC use: 

1.NAVER  75.84%

2.Daum  15.6%

3.Google 3.48%

4.NATE 0.11%

etc  4.97%

*Nielsen KoreanClick 2014.6 Search PVデータから割合算出)

pc_search














PCでは、NAVERが70%以上と圧倒的な市場占有率となっており、2位のDaumとの差は、依然、大きな開きが見られます。Daumは、5月にカカオとの統合を発表しましたが、「検索」の部分でのシナジーは、今のところ見られません。Google KOREAは、3%台とPCでの低空飛行は、変わらず。


Mobile use:
1.NAVER  79.2%

2.Daum  12.9%

3.Google 7.9%

*Nielsen KoreanClick 2014.7

mobile_search














一方、モバイルにおいては、調査によって、数字のばらつきが見られますが、
android OSが90%以上を占める韓国のスマートフォン市場において、android端末にデフォルトで搭載されているGoogleの検索量が徐々に増えてきています。ですが、上記の数字の通り、(アプリ経由での検索も多い)NAVERのシェアにはまだまだ及ばない状況です。

注目の検索ポータルとしては、PCで1%前後のシェアを獲得している
zum.com(2011年オープン)が挙げられます。やはり、ここも”韓国スタイル”の検索結果仕様(統合検索)になっており、先発のポータルに酷似していますが、差別化として、独自開発のWebブラウザ「スウィング」をリリースし、利用者を増やすなどしています。

[補足] なお、長らく1%にも及ばない市場シェアに喘いでいたヤフーコリアは、子会社のオーバーチュアコリアの収益に依存していましたが、NAVERやDaumがオーバーチュアコリアへの広告枠の提供を終了したことも影響して、2012年末もって、韓国での事業から撤退致しました。


# Google KOREAの苦戦と模索

韓国は、世界でもGoogleが検索シェアを占有できていない象徴的な国の1つと言えます。こうした例は、他に中国(Baiduが7割)やロシア(Yandexが7割)が挙げられます。チェコ(Seznamが6割)などもそうでしょうか。日本の場合は、Yahoo!JAPANの検索エンジンは、Googleを採用しているので、実質、Googleが占有している国と言えるでしょう。

さて、前述の通り、Google KOREAは、韓国での検索シェアにおいて、モバイルでの善戦が見て取れるものの、グローバルにシェアを獲得しているGoogleとしては、苦戦と模索が続いています。

Googleの所謂、「
ユニバーサル検索」(2007年リリース)は、NAVERや他の韓国のポータルサイトが早くから採用している統合検索と同系の検索仕様ですが、2008年に、Google KOREAは、このユニバーサル検索を他言語のGoogleに先駆けて導入することになります。この時点で、かなり、”韓国スタイル”に寄ってきた訳ですが、それでも、韓国人にとって、「グーグルは、ベテランユーザーが使う難しい検索エンジン」という印象がまだ根強く、NAVERの牙城を崩せない状況が続いている訳です。

その後も幾度かのリニューアル(参考:グーグルコリアの検索、“韓国スタイル”に変わる2012年2月中央日報日本語版)を経て、韓国市場の攻略を試みてはいますが、長らくNAVERの統合検索で検索することに慣れたユーザーを引き込むのは、難しいようです。

その背景には、NAVERが「NAVERカフェ」や「NAVER知識iN」、あるいは、「NAVERブログ」といった韓国のネットユーザーには絶対欠かせない人気コンテンツを幾つも保有して、NAVERの外に出ずともユーザーの欲求が満たされ、完結してしまう情報のプラットフォームになっている部分が大きいように思います。メールも地図もニュースもすべてNAVERで完結するのです。

また、一方で賛否両論ありますが、カフェや知識コンテンツなどのハングル語で書かれたUCC(NAVERは、UCC*を大きな蓄積資産と捉えています。*User Created Contents)がGoogle含めた他の検索エンジンの検索にヒットしないこともユーザーがGoogle検索に向かわない1つの要因として考えられます。

次回は、数回に渡って、「NAVER知識iN」について、書いてみたいと思います。

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